導入実績

広島自動車メーカ・
工程間搬送(複数種のAGVを制御)

AGVxAGVxPLC

大手自動車メーカ様工場における生産ラインでの同期搬送ソリューションを設計致しました。AGV上位のヘッダ部分をカスタマイズするだけでなく、制御部分でも様々なコントローラー(RMC)を改造し、ハードウェアソフトウェア両面で顧客ニーズに融合させました。
仕掛品を固定するために改造AGV、工具・部品を作業者が使用しやすいようにラック搭載した改造AGVを2種、使用しました。重さやサイズの異なる複数のAGVを、それぞれ生産ラインのPLCと融合させ同一のマップ上で走らせるモジュール・コントローラー(RMS)を共同開発しました。これにより、AGVの数量種類に関わらず、上位システムから柔軟に制御を拡張することができ、当初2種からスタートしたAGVの種類は第2期以降、拡張され多岐にわたっています。

第1期 2021年8月
宇品での建設開始、年末に落成し、安定稼働4年以上を実現しています。
第2期 2022年5月
第1期とは別のタイプのAGVを拡張追加しました。第1期で用いた上位システムとのPLC連携モジュールをアップデート拡張し、2022年5月より年末にかけ、現在も安定稼働しています。
第3期 2022年8月
それぞれさらにAGVを投入し、エリアと数量拡張追加しました。
第4期 2023年2月
それぞれさらにAGVを投入し、エリアと数量拡張追加しました。
第5期 2023年10月
同一のコントロール・モジュールを拡張しながらも、第1期、第2-4期とは別のタイプのAGVをエリア数量ともに拡張追加しました。
第6期 2024年10月
第5期のAGVを数量として更に追加し、また一部制御についてアップデートを行いました。

(参考)⑤製造業向け・保管搬送
AGV

応用例④を製造業向けにアレンジしたソリューションです。 上記、プロジェクトの大部分は、図における工程間搬送に当たります。 上位に配置されたRGV(四方向シャトル)により原材料・仕掛品・部品などを保管し、AGVAGFによって生産ライン間への搬送や再保管を行います。 また、ARMにより、必要に応じてパレタイズ・でパレタイズを行います。
実績参照 5.広島・宇品・生産ライン物流 – 大手自動車メーカ様 7.愛知・刈谷 – 大手製造メーカ様 10.岐阜・中津川・生産ライン物流 – 大手自動車部品メーカ(青山製作所)様(中津川)

  • (※写真はイメージであり、実際の工場ではありません。)